新型フォレスターの燃費は実際どうなの?実燃費との違いは?

2018年夏に登場して間もない新型フォレスターは、早くも自動車市場において多くの話題を集めています。
20年以上続くフォレスターの歴史の中でも大きな転換期ともいえるモデルとなっていることは間違いなく、これまでのフォレスターのイメージを一新する画期的なモデルとなりました。
今回は、そんな新型フォレスターの燃費やグレード別の特徴について、実際のユーザーの声を参考に詳しく解説していきます。

高い人気を誇る新型フォレスターのラインアップの特徴

新型フォレスターには4つのグレードがあり、エンジン性能や車格に違いがあります。
走りを楽しむことを重視するのか、燃費を重視するのかによって選ぶべきグレードも異なります。
また、これまでのフォレスターのラインアップから変化した点もあるため、それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

4つのラインアップ

まずは新型フォレスターのラインアップを見ていきましょう。
新型フォレスターには4つのグレードが存在します。
最もスタンダードなグレードのTouring、充実した装備が特徴のPremiumSUV色を濃く反映したX-BREAK、そしてフォレスターの長い歴史の中で初めて登場したハイブリッドモデルのAdvanceです。
全長4625mm、全幅は1815mmで全てのグレードで共通となっているものの、走破性を重視したX-BREAKは全高が15mm高い1730mmとなっています。

エンジンはAdvance2.0L直噴+モーターのハイブリッド、それ以外のグレードは2.5L直噴で、スバル伝統の4気筒ボクサーエンジンを搭載しています。
排気量はもちろん、最大出力や最大トルクにも大きな差があり、Advanceは最大出力145psに対し、それ以外のグレードは184ps。最大トルクはAdvance19.2kgfmに対してそれ以外のグレードは24.4kgfmを誇ります。

ターボとMTが廃止となった

スバルといえばインプレッサやレガシィなどの代表的な車種のように、走破性と走りそのものの性能を追求したモデルが多くありました。
フォレスターも例外ではなく、これまでターボ搭載のグレードやMT車もラインアップされ、幅広いユーザー層から愛されてきたロングセラーモデルです。

しかし今回、新型フォレスターではターボモデルとMTモデルがラインアップから姿を消し、その代わりにスバルのハイブリッドシステムであるe-BOXERを搭載したAdvanceというグレードが追加となりました。
これはフォレスターの長い歴史の中でも大きな転換点であり、昨今の環境意識の高まりとランニングコストを重視するニーズに応えたものといえます。

新型フォレスターの燃費は?

新型フォレスターの気になる燃費はどの程度なのでしょうか。
メーカーにて公表されているカタログ燃費と、実際のユーザーの声をもとにした実燃費を比べながら詳しく見ていきましょう。

カタログ燃費と実燃費の差はどのくらい?

まずはカタログ燃費からです。
新型フォレスターの中でAdvance以外の3つのグレード(TouringPremiumX-BREAK)は全て共通の燃費となっており、JC08モードで14.6km/L(サンルーフまたはパワーリアゲート非装備時)。
海外における燃費計測の主流であるWLTCモードでは、市街地モード(WLTC-L)で9.6km/L、郊外モード(WLTC-M)で14.6km/L、高速道路モード(WLTC-H)で16.4km/Lとなっています。

実燃費との比較はというと、以下のように一般道中心の利用であっても10km/L以上の数値はキープできるようです。
新型フォレスターは発売して間もないため実際のユーザーの声はまだまだ少ないですが、カタログ表記の燃費と実燃費が極端に相違することは少ないようです。
もちろん、運転の仕方やアクセルワークの癖など、ドライバーによって実燃費が多少前後することはあります。
あくまでも参考値として覚えておきましょう。

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注目のハイブリッドモデルの燃費は?

ハイブリッド車といえば無条件に燃費が良いというイメージを持つ人も多いと思います。
しかし、新型フォレスターのカタログ燃費を詳しく見てみると、必ずしも全てのケースに当てはまるものではないようです。

新型フォレスターのハイブリッド「Advance」のJC08モードの燃費は18.6km/L
ハイブリッド以外のグレードと比べると4km/Lもの差があり、たしかに燃費は良好であることがわかります。

しかし、興味深いのはWLTCモードで比較した場合です。
市街地モード(WLTC-L)で11.2km/L、郊外モード(WLTC-M)で14.2km/L、高速道路モード(WLTC-H)では16.0km/Lとなっています。

街乗りを想定した市街地モードでは1.6km/Lの差でAdvanceに軍配が上がりましたが、郊外モードと高速道路モードではそれぞれ0.4km/Lの僅差でAdvance以外の3グレードに軍配が上がる結果となりました。
とはいえ、一般的なユーザーであれば高速道路を走行する機会は一般道に比べて少ないケースが大半を占めるのではないでしょうか。
市街地を中心とした走行が多いのであれば、やはりハイブリッドモデルであるAdvanceを選択することでランニングコストを低く抑えることが可能です。

新型フォレスターのおすすめグレードは?

車の用途や乗る環境に応じておすすめのグレードも異なります。
新型フォレスターのそれぞれのグレード別におすすめしたいユーザーを振り分けてみましょう。
あなたの車の用途と照らし合わせながら検討してみてください。

燃費重視なら間違いなくAdvance

燃費を第一に考えるのであれば、ハイブリッドモデルのAdvanceがおすすめです。
街乗りで4km/Lもの違いがあるため、長く乗れば乗るほどトータルのコストに大きな差がついてくることは確実といえます。
高速道路や郊外の道路において、カタログ燃費ではその他3グレードに負けてはいますが、実際のところそれほど大きな差はないと考えて良いです。
むしろ日常的に使用するであろう市街地での燃費を基準に考えたほうがトータルコストを計算するうえでは重要です。

街乗り中心ならTouring

もっともスタンダードなグレードのTouring街乗りがメインのユーザーにおすすめです。
車両価格も最安で、コストパフォーマンスの高い1台といえます。
エンジンの性能はPremiumX-BREAKと同様で大きな差はないものの、装備の違いによって車重が僅かに軽量となっています。
また、PremiumAdvanceの装着ホイールは18インチであるのに対し、Touring17インチを装着。
高速走行や悪路などのハードな路面状況ではなく、市街地中心のごく一般的な乗り方であればTouringがおすすめです。

高速道路や長距離中心ならPremium

Premiumはその名の通り快適装備や安全装備が充実したグレードです。
長距離走行をしていても疲れにくいシートや、温度管理に役立つシートヒーターなどが用意され、長時間乗っていてもストレスを感じにくいことが特徴です。
また、TouringX-BREAKよりも大径の18インチホイールはスポーティーな走りを提供し、走りそのものを存分に楽しみたいユーザーにはおすすめのグレードです。

走破性重視ならX-BREAK

SUV本来の魅力である走破性と走りの楽しさをバランス良く楽しみたいのであれば、X-BREAKがおすすめです。
他のグレードと比べて車高が15mm高く設計されており、これはX-BREAKのみの仕様です。

まとめ

今回は新型フォレスターの燃費を中心にグレード別の特徴をご紹介してきました。
同じ車種であってもユーザーのニーズには微妙な違いがあるものです。
今回のフルモデルチェンジではターボやMTモデルが姿を消したと同時に、ハイブリッドモデルであるAdvanceが新たに登場しました。
それぞれの特性を考えながら、自分に最適なグレードを検討してみてください。