CX-8の3列目シートはどれくらい広い?使い勝手の良さを検証

高級感と高い居住性が魅力のCX-8。

3列目シートも広々使えるSUVとして話題を集めていますが、実際のところその広さはどの程度なのでしょうか。

3列目シートに人が乗った場合の使い勝手はもちろん、ラゲッジスペースとして活用した際の使い勝手も比較しながら見ていきましょう。

引用:マツダ CX-8 http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

CX-8の3列目シートの広さはどのくらい?

CX-8の3列目シートは広いといわれていますが、実際どのくらいの寸法があるのでしょうか。

座席として使用した場合のシート寸法と、ラゲッジスペースとして活用した場合の寸法を数字で確認してみましょう。

引用:マツダ CX-8 http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

CX-8の3列目シートはSUV随一の広さを確保

CX-8の3列目シートのサイズは以下の通りです。

  • 座面奥行:495mm
  • 座面幅:500mm
  • 高さ:865mm(座面から天井まで)

3列目シートの座面サイズはだいたい50cm四方となっています。

数字だけで表現すると分かりづらいのですが、これは新幹線や特急電車の座席のサイズとほぼ同じか、一回り小さいサイズとなっています。

運転席や2列目のシートと比較すると確かに狭いのですが、決して大人が乗れないほど狭苦しいスペースではないことが分かります。

あまりにも長時間のドライブは厳しいかもしれませんが、1時間や2時間程度の移動であれば大人が乗っていても窮屈に感じることはないのではないでしょうか。

ミニバンと比較してみた

次にCX-8の3列目シートのサイズ感をミニバンと比較してみました。

一口にミニバンといっても6人乗り、7人乗り、8人乗りとさまざまなパターンが存在します。

一般的に6人乗りの場合は、1列目から3列目まで2-2-2という座席数が割り振られています。

CX-8の場合は6人乗りと7人乗りが存在し、2-2-2または2-3-2のパターンに分かれますが、いずれにしても3列目シートは2人乗りとなっています。

今回比較対象としたミニバンは6人乗りのホンダ ジェイドと、7人乗りのトヨタ アルファードです。

まずはホンダ ジェイドから比較してみましょう。

<ジェイド>

  • 座面奥行:425mm
  • 座面幅:425mm
  • 高さ:875mm(座面から天井まで)

高さは若干ジェイドのほうが余裕があるものの、奥行、幅ともにCX-8の圧勝です。

次にアルファードのシートサイズも見てみましょう。

<アルファード>

  • 座面奥行:450mm
  • 座面幅:1400mm(合計値)
  • 高さ:765mm(座面からヘッドレストまで)

アルファードの場合、座面から天井までの寸法データがなく、ヘッドレストまでの寸法を記載しています。

1400mmの座面幅を3人で共有するとなると、一人あたり約460mm

3名乗車という前提で考えるとCX-8のシートサイズに余裕があることが分かります。

CX-8の3列目シートをラゲッジスペースとして使う

3列目シートのもう一つの用途として、荷物を積載する際に使用するラゲッジスペースがあります。

3列目シートに人が乗ることはできなくなりますが、その分大容量の収納スペースを確保することが可能。

CX-8はどれだけの収納が可能なのでしょうか。

引用:マツダ CX-8 http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

3列目シートを倒すと驚異的な広さ

CX-8の3列目シートを使用しない場合、ラゲッジスペースとして利用可能な広さは以下の通りです。

<3列目シートをたたんだ場合>

  • 荷室幅:1000mm~1480mm
  • 荷室長:1350mm

荷室幅に差があるのは、タイヤハウス分を含めるか否かによって変動する分です。

ちなみに、2列目シートをたたむことでさらに荷室を確保することもできます。

<2列目シートをたたんだ場合>

  • 荷室幅:1000mm~1480mm
  • 荷室長:2320mm

SUVでアウトドアを楽しむユーザーも多いと思いますが、CX-8は大人数でのドライブも荷物の多いアウトドアも両方楽しむことができる使い勝手の良い車といえます。

ラゲッジスペースとしての使い勝手は最高

CX-8にはラゲッジスペースとして利用する場合に便利な機能があります。

3列目シートのフロアにある蓋を開けると、深さ30cmを超える収納スペースが出現します。

かつて多くの車に積載していたスペアタイヤの収納スペースをうまく活用し、ユーザビリティの高い収納スペースを用意しています。

車載の工具はもちろん、非常用のカーケア用品などを保管しておくこともできます。

また、普段の買い物や大きな荷物の運搬に役立つフックラゲッジスペース内に装備。

不安定になりがちなラゲッジスペース内でも、荷物を安定して固定できる工夫が施されています。

このように、CX-8の3列目シートは人が乗るという用途だけではなく、さまざまな用途に対応できるよう徹底的に考えられた作りになっています。

CX-8の3列目シートの居住性は?

CX-8の広さや使い勝手の良さは十分理解いただけたと思いますが、実際の乗り心地や居住性はどうなのでしょうか。

家族連れや友人を誘ってのドライブなど、大人数が乗車しても快適に過ごすことはできるのでしょうか。

3列目シートの快適性という視点で検証していきます。

引用:マツダ CX-8 http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/

CX-8の3列目シートは驚くほど静か

結論から言えば、CX-8の3列目シートの居住性は非常に高く、驚くほど静かです。

マツダはCX-8の開発にあたって「3列目シートまで普段通りの声量で会話が楽しめる」ことを念頭に置いていました。

もともと3列目シートはタイヤハウスの真上に位置していることが多く、さらには車体最後部ということもあり風切り音なども影響しやすいポジションです。

また、乗車頻度の高いフロントシートに比べて遮音対策などの優先度も低く、とりわけ乗り心地が良いとはいえない車種が多い傾向にあります。

しかし、CX-8の場合は3列目シートの部分にまで十分な遮音対策を施し、高い静寂性を実現。

まるで高級車の後部座席のような上質な乗り心地を実現しました。

不快な横揺れも感じにくい

CX-8がこだわったのは静寂性だけではありません。

ミニバンやSUVの特性である横揺れに対しても万全の対策を施してあります。

マツダが独自に開発した「Gーベクタリングコントロール」によって、車が旋回する際に生じる不快な横揺れを最小限に抑えることに成功。

快適な乗り心地を実現するだけではなく、雪道や高速道路の走行時にも高い安定性と安全性を確保することに成功しています。

また、それに対応するようにサスペンションのチューニングも最適化。運転席から3列目シートまで、全ての乗員が快適にドライブを楽しめる工夫が随所に施されています。

まとめ

SUVの中でも上質な乗り心地を提供するCX-8。

その秘密を紐解いていくと、3列目シートまで徹底的に考え抜かれた居住性の高さに行き着きます。

家族や友人同士でのドライブや、ウインタースポーツやマリンスポーツを楽しむアウトドアまで幅広く対応できるCX-8。

これまでSUVといえば快適性や静寂性といった要素とはかけ離れた存在であり、多くのユーザーもそのようなポイントはあまり重視してこなかった傾向にあります。

しかし、3列目シートにまで上質な乗り心地にこだわったCX-8が登場したことによって、これまでのSUVの常識がまたひとつアップデートされたことになります。

これまで以上にSUVの快適性を追求したCX-8を、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。